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認知機能改善

通常、脳は糖質(グルコース)を主なエネルギー減として利用していますが、ケトン体を摂取することで、脳はケトン体を代謝エネルギーとして得ることができます。

ケトン体は脳のエネルギー源として効率的に利用されるため、脳のエネルギー代謝が改善されます。これにより、脳の機能が安定し、認知能力、集中力、記憶力、それぞれの向上が期待されています。

アルツハイマー病は、「脳の糖尿病」と言われています。脳はブドウ糖をエネルギー源としていますが、アルツハイマー病になると、ブドウ糖が神経細胞にうまく届きません。そこで、ブドウ糖の代わりにケトン体を働かせるという方法が注目されています。

また、ケトン体には炎症の抑制効果もあります。慢性的な炎症は、脳の健康に悪影響を与えることが知られており、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患のリスクが増加させる要因とされています。ケトン体の摂取により炎症反応が抑制され、神経炎症が軽減されることで、脳の健康状態が改善される可能性があります。

さらに、ケトン体には脳の神経細胞の保護効果もあります。ケトン体は抗酸化作用を持ち、酸化ストレスによる神経細胞のダメージを軽減することが示唆されています。そのため、ケトン体の摂取により、神経細胞の保護や修復能力が向上し、脳の老化や神経疾患の進行を遅らせる効果が期待されています。

これらは、MCT(中鎖脂肪酸/ケトン体を生成する働きがある)を用いた臨床研究により実証されています。糖質をエネルギー源としていた場合に比べ、MCTを30gずつ投与すると、脳におけるケトン体の取り込みが2.3倍増加し、認知機能テスト効果の改善も確認されています。

ただ、MCTオイルを用いた場合は、糖質制限をしないとケトン体が産生しないため、実際は、上記の効果は期待できませんが、ケトン体サプリを摂取すれば、糖質摂取量にかかわらず、すでに、ケトン体に分解されているため、どんな食事を摂取しても、血中ケトン体濃度が上昇し、認知機能が改善するのです。

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